film0207: THE LAST FRONTIER (1956)

April 29 2020 07:02

THE LAST FRONTIER
邦題「シャロン砦」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.19
国内映画レビューサイト偏差値:3.24
海外映画レビューサイト偏差値:3.10
だい評点:★★
USA
1955年12月7日公開
監督:アンソニー・マン
出演:ビクター・マチュア、ガイ・マディソン etc
製作・配給:コロンビア
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
狩猟をしながら山で暮らすジェド、彼の父親代わりのガス、先住民出身のマンゴの3人は、ある日、毛皮を売りに町へ行く途中、先住民に襲われる。マンゴが通訳をすると、銃と馬と毛皮をよこせと言う。それらを差し出して一命はとりとめるが、今度川を越えると殺すと警告される。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
まあよくある、
功を焦る無能な上官の下で、それに反発する部下が軍紀違反に問われる話。
なわけだけども、
 
主人公が野蛮すぎて共感できぬぁい!!!!!
 
酔っ払って無茶苦茶する!
勝手に人の家に入り込む!
上官の妻を無理矢理奪おうとする!
挙げ句の果てには素直に自分を受け入れない上官の妻を殴る!
 
行動原理には理解できるとこもあるけど、
あるけどさ…
 
あの酔い方だけはダメだろ!!
 
結果、
いくらどんな行動をして、
いくら何を言っても響かないんだよなあ。
 
 
むしろその板挟みに遭うリオーダン大尉が有能でいい人過ぎて泣く。
現場を知らないララミー砦の将軍にまで悩まされて大変すぎだろ!
 
 
テーマ的には、
「文明化」を軸に猟師という半未開人が文明に馴化していく様、
ってのを描いてるとは思うんだけど、
 
全部中途半端!!
 
娯楽作としては起伏があってそれなりに楽しめるけど、
残るものは無いよなぁ。
 
最後にジェドを軍曹に登用するのも含めて、
リオーダン大尉の人間性がいちばんの見所だと思うわ。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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